仮交際から真剣交際へ。決め手と切り出し方、迷っているときの確認リスト
「この人に決めていいのか分からない」。仮交際が続くと、多くの方がこの迷いにぶつかります。真剣交際に進む判断は、婚活の中でもっとも悩む場面のひとつです。
真剣交際に進むと、何が変わるのか
結婚相談所の活動では、仮交際の間は複数の方と並行して会うことができます。真剣交際に進むと、相手を一人に絞り、結婚を前提に向き合う段階に入ります。
ここで誤解されやすいのは、「真剣交際=結婚を決めること」ではない、という点です。
真剣交際は、結婚を前提に、より深い話をしていく期間です。住まい、仕事、お金、家族のこと。仮交際では踏み込みにくかった話を、一人の相手ときちんと話し合っていきます。
だから、「100%この人だ」と確信してから進む必要はありません。
決め手になりやすいこと、なりにくいこと
| 決め手になりやすいこと | 決め手になりにくいこと |
|---|---|
| 一緒にいて疲れない | 強いときめきがあるかどうか |
| 意見が違うときに話し合える | 条件がすべて揃っているか |
| 生活のペースが大きくずれない | 会話がいつも盛り上がるか |
| 困ったときに頼れそう | 周囲からの評価 |
| もっと知りたいと思える | 「もっといい人がいるかも」への答え |
右側が大事でないわけではありません。ただ、結婚生活の中で毎日向き合うのは、左側のほうです。
相談の現場でよく聞くのは、「ときめきは少なかったけれど、この人といると素の自分でいられた」という理由で決めた方の話です。
迷っているときの確認リスト
決めきれないときは、次の項目を一つずつ考えてみてください。
- この人と会った後、疲れているか、ほっとしているか
- 自分の弱みや苦手なことを話せそうか
- 意見が違ったとき、相手はどう反応したか
- 店員さんや周りの人への態度に違和感はなかったか
- 休日の過ごし方を一緒にイメージできるか
- 「この人とはもう会えない」となったら、どう感じるか
最後の質問は特に効きます。会えなくなると想像して「惜しい」と感じるなら、進む理由は十分にあります。
決めきれないまま時間が過ぎるパターン
仮交際で複数の方と会える仕組みは便利ですが、決めきれない人にとっては落とし穴にもなります。
- 「もう少し会ってから」を繰り返す
判断を先送りにしているうちに、相手が他の方と真剣交際に進んでしまう。 - 比べ続けてしまう
AさんのいいところとBさんのいいところを比べて、どちらにも決められない。 - 欠点探しになる
決断が怖くて、相手の小さな欠点を理由にしてしまう。
相談所によっては、仮交際から真剣交際へ進むまでの目安を設けているところもあります。期限があることは、決断を助けてくれる仕組みでもあります。
切り出すタイミングと伝え方
気持ちが固まったら、まず担当者に伝えてください。
結婚相談所では、担当者同士で相手の気持ちを確認してから、真剣交際の成立となるのが一般的です。いきなり本人に伝えて断られる、という心配を減らせます。
そのうえで、本人にも自分の言葉で伝えることをおすすめします。
「これからは、あなたとだけ向き合っていきたいと思っています」
形式的には担当者経由で成立していても、本人から直接言葉があるかどうかで、相手の受け止め方はまったく違います。
複数の方と並行しているとき
真剣交際に進むと、他の方との仮交際は終了することになります。
ここで迷う方も多いのですが、考え方はシンプルです。
「この人を失いたくないか」で考える。
「どちらがより条件が良いか」で比べると、いつまでも決まりません。
他の方への終了の連絡は、担当者を通じて行います。感謝を添えて伝えてもらうことで、きちんと区切りをつけられます。
そして一人に絞ったら、迷いは一度手放してください。真剣交際は、その人との関係を深めることに集中する期間です。