交際の進め方

真剣交際で話しておきたいことリスト。成婚前に確認したい住まい・仕事・お金・家族

真剣交際は、一人の相手と結婚を前提に向き合う期間です。この時期に何を話しておくかで、結婚後の暮らしやすさが大きく変わります。話しにくいことほど、ここで話しておく価値があります。

このコラムについて
結婚相談所のカウンセラーが、真剣交際中の方や成婚された方から聞く話をもとに書いています。特定の会員の方を指すものではありません。

真剣交際は「確認」の期間

真剣交際に入ると、デートの楽しさとは別に、もう一つ大切な役割が加わります。

それは、結婚後の暮らしについて、お互いの考えを確認することです。

仮交際の間は、相手を知ることが中心でした。真剣交際では、その人と一緒に暮らすとき、何を決めておく必要があるかを話し合っていきます。

成婚された方からよく聞くのが、「真剣交際のうちに、もっと話しておけばよかった」という声です。言いにくいことほど、結婚前に話しておくほうが、ずっと楽です。

話しておきたいことリスト

項目確認したいこと
住まいどこに住むか。今の家をどうするか。通勤や実家との距離
仕事結婚後も今の働き方を続けるか。転勤や転職の予定
お金家計を一緒にするか分けるか。貯金や借入についての考え方
家事分担の考え方。得意なこと・苦手なこと
家族親との関わり方。将来の介護や同居の考え
子ども希望するか。時期や人数についての考え
休日一緒に過ごしたいか、それぞれの時間も大切にしたいか
結婚式挙げたいか。規模や時期

すべてを一度に話す必要はありません。会うたびに一つずつ、自然な流れで話していけば十分です。

話しにくいことの切り出し方

お金や子ども、親のことは、聞きにくいと感じる方が多い話題です。

切り出すときのコツは、自分の考えを先に話してから、相手に聞くことです。

「私は結婚後も仕事を続けたいと思っているんですが、〇〇さんはどう考えていますか」

「うちの親は少し遠くに住んでいて、いずれ気にかけることになると思うんです。〇〇さんのご家族はどうですか」

質問だけだと、審査されているように感じさせてしまいます。先に自分の話をすると、相手も話しやすくなります。

どうしても切り出せないときは、担当者に相談してください。間に入って、相手の考えを確認してもらうこともできます。

破局につながりやすい「ずれ」

真剣交際まで進んでも、残念ながら破局になることはあります。相談の現場でよく聞くのは、次のようなずれです。

  1. 住む場所が決まらない
    お互いに今の生活圏を離れられず、話が進まない。
  2. 親との関わり方の違い
    一方は実家との距離を近く、一方は適度な距離を望んでいる。
  3. お金の考え方の違い
    使い方、貯め方、管理の仕方の感覚が大きく違う。
  4. 話し合いを避ける
    違いが出たときに、どちらかが話し合いを避けてしまう。

実は、4つ目がいちばん大きな原因になることが多いものです。違いがあることより、違いを話し合えないことのほうが、関係を難しくします。

答えが違ったときの考え方

リストを話し合っていると、考えが違う項目が必ず出てきます。それは普通のことです。

大切なのは、次の2つを見極めることです。

  • 歩み寄れる違いか:お互いが少しずつ譲れば、落としどころが見つかる
  • どちらかが大きく我慢する違いか:片方だけが我慢し続けることになる

前者なら、話し合いを重ねれば乗り越えられます。後者の場合は、結婚後に不満として大きくなりやすいので、慎重に考えてください。

一人で判断がつかないときは、担当者に相談することをおすすめします。

プロポーズまでの流れ

話し合いが進み、お互いに気持ちが固まってきたら、プロポーズ、そしてお互いの家族へのあいさつへと進んでいきます。

プロポーズの時期や、家族へのあいさつの順番は、担当者と相談しながら決めていくと安心です。

成婚の定義や退会のタイミングは相談所によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

真剣交際で丁寧に話し合った時間は、結婚後の二人の土台になります。急ぐ必要はありません。一つずつ確かめていってください。

よくある質問

真剣交際中にやることは何ですか?

結婚後の暮らしについて具体的に話し合うことが中心です。住まい、仕事、お金の管理、家族との関わり方、子どものことなど、結婚してから考え方の違いに気づくと困る項目を確認していきます。あわせて、お互いの家族へのあいさつの時期も相談していきます。

真剣交際で聞きにくいことはどう切り出せばいいですか?

自分の考えを先に話してから相手に聞くと、切り出しやすくなります。「私は結婚後も仕事を続けたいと思っているんですが、〇〇さんはどう考えていますか」のように、質問だけにしないのがコツです。どうしても難しいときは、担当者に間に入ってもらうこともできます。

真剣交際で価値観が違うと分かりました。別れたほうがいいですか?

違いがあること自体は珍しくありません。大切なのは、違いが分かったときに話し合えるかどうかです。お互いが歩み寄れる違いなのか、どちらかが大きく我慢しなければならない違いなのかを見極めてください。判断に迷うときは、担当者に相談することをおすすめします。

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