お見合いで断られる理由、実際に多いのは何か
お見合いのあと、お断りの連絡が続く。しかも理由が分からない。婚活でいちばん消耗するのは、断られること自体より「なぜなのか分からない」ことかもしれません。
断られる理由は、条件より当日の印象
お見合いで断られると、「年齢のせいかな」「年収が足りなかったかな」と考えがちです。
でも、少し立ち止まってみてください。
年齢も年収も職業も、プロフィールに最初から書いてあります。相手はそれを見たうえで、お見合いを受けています。
つまり、お見合いが成立した時点で、条件の面では一度「会ってみたい」と思われているということです。
条件ではなく当日にあります。
実際によく聞くお断り理由
お見合い後のお断り理由として、相談の現場でよく聞くものを挙げます。
- 会話が一方的だった
自分の話ばかりで質問がない、または質問ばかりで自分のことを話さない。どちらも「一緒にいて疲れる」という印象になります。 - 清潔感や服装が場に合っていなかった
高価な服である必要はありません。サイズが合っていない、シワがある、靴が汚れている、髪が整っていない。小さなことが第一印象を大きく左右します。 - 写真と印象が違った
写真を加工しすぎていた、何年も前の写真だった。会った瞬間の「あれ?」は、その後の会話でも取り戻しにくいものです。 - 条件の話を急いだ
初回から年収、家事分担、同居、子どもの人数などを具体的に聞いてしまう。大切な話でも、関係ができる前だと審査されている印象を与えます。 - いい人だけど、決め手がなかった
失礼なことは何もない。でも、もう一度会いたいと思う理由も見つからなかった。実は、これがかなり多い理由です。
「楽しかったのに断られた」の正体
5つ目の「決め手がなかった」について、もう少し書きます。
「お見合いは楽しかったのに、断られた」という相談は珍しくありません。
話を聞いてみると、多くの場合、相手の話を聞くことに徹していたことが分かります。
聞き上手であることは長所です。ただ、自分のことをほとんど話していないと、相手からは
「いい人だったけど、どんな人かよく分からなかった」
という印象になります。
もう一度会いたいと思うには、「この人のことをもっと知りたい」という気持ちが必要です。そのためには、自分の好きなことや大切にしていることを、少しでも相手に渡しておくことが大事です。
写真との印象差は、思っているより大きい
3つ目の「写真との印象差」は、本人が気づきにくい理由です。
写真を良く見せたい気持ちは自然です。ただ、実物との差が大きいほど、会った瞬間にマイナスから始まることになります。
逆に、写真より実物のほうが感じが良いと、それだけでプラスの印象になります。
写真は「一番きれいに写ったもの」ではなく、「会ったときにがっかりされないもの」を選ぶのが基本です。
断られたときにやること
お断りが続いたら、次の順番で確認してください。
- 理由を聞く
結婚相談所であれば、担当者を通じてお断り理由のフィードバックを受け取れる場合があります。気まずくても、必ず聞いてください。 - 同じ理由が続いていないか見る
1回だけなら相性の問題かもしれません。同じ理由が3回続くなら、直せる部分がある可能性が高いです。 - 直せるところから直す
服装、写真、会話の進め方。どれも、指摘されれば比較的すぐに変えられる部分です。
アプリやパーティーでは、断られた理由を教えてもらえることはほとんどありません。理由を知って直せる立場にいることは、それ自体が大きな価値です。
断られることは、悪いことばかりではない
最後に、ひとつだけ。
お見合いで断られるのは、つらいことです。でも、合わない相手と時間をかけて交際し、何か月も経ってから別れるよりは、ずっと傷は浅く済みます。
お断りは、「この人とは合わなかった」という情報でもあります。
その情報を受け取って、少しずつ直していく。それを繰り返すことで、合う人に出会える確率は上がっていきます。